②人脈リスト:転職は人脈で決まる!

どこも教えない転職活動のヒント

②人脈リスト:転職は人脈で決まる!

「就職活動は一番力のある者でなく一番準備した者が勝つ」と言われています。
今回は皆さん持っている「人脈」をどのように「自分を売り込む力」にするか!を考えたいと思います。
ビジネスの現場でも「人脈」は大切な財産です。難解な課題も人脈が効を奏しあっという間に解決することもあります。逆に人脈がマイナスに影響して解決しない問題も沢山あります。
「転職は人脈で決まる」と言っても過言ではありません。特に中高年層の再就職には重要なポイントになります。

ところで、あなたにはどのような人脈がありますか?
この際、ご自分の人脈(人的ネットワーク)を整理してみることが大切です。
整理された人脈の中にあなたの転職に大きく関わってくる方が必ず出て来ます。
しかもかなりの力を持って!

1、人脈リストの作成
ここでいう「人脈」とはどの様な人でしょうか? 単なる知り合いではありません。
「ちょっと話を聞いていただけますか・・・?」「いいよ!」と言ってくれる人です。
では最も効率的な人脈リストアップの方法をお話しましょう。

①作成の基本
・名前はフルネームで記入する。
 氏名が明確でない人は「人脈」とは言えません。
・自分の「人脈」がどのように分布しているか?年齢別、職業別にマップを作る。
 マトリックス表の横軸に職業、縦軸に年齢を記入
 どの年齢層にどのような職業の人脈がいるかを大局的に見えるようにする

②横軸の職業欄には一般的に下記の職業を記入すると良い
・会社経営者 オーナー・自営業
・前の会社の同僚、先輩、後輩
・前の会社の取引先、関係者他
・家族、親類
・同窓生、恩師
・友人、知人
・地域、ボランチィア
・趣味の関係者
・その他(有資格者、行政関係、議員、宗教関係者等々)

③縦軸の年齢蘭は自分の年齢を中心にその「人脈」が自分より幾つ年上か、幾つ年下か
 を明確にする。
・横軸の中心に自分の年齢を記入しそこから上に向かい10歳上まで数字を記入する。自分の年齢から下に向かい10歳下まで数字を記入する。

④固有名詞の「人脈」を職業と年齢がクロスするところにフルネーム記入する。
・自分の年齢と家族がクロスするところに自分の氏名を記入する。
・どの職業に、どのような年齢層に誰が「人脈」として存在するかが明確になる。
・今までどのような人達と付き合いどのような「人脈」を作り上げてきたかが
明確になる。
 
⑤「人脈」を思い出す資料
「人脈」はすぐに頭に浮かぶ場合もあります。しかし大切な「人脈」でも気づかない場合もあります。
それらを見つけ出すには下記の資料を利用するのも良いでしょう
・年賀状、暑中見舞い、名刺ファイル、
・各種名簿(同窓会、卒業名簿、団体名簿、メル友、携帯等々)

以上のように一度ご自分の「人脈」を整理してみるといろいろな事が発見できます
今までの人との付き合い方等が明確に出ます。
一度人脈リストを作ってみましょう。
次回はその人脈リストを就職活動にどのように使うかをお話ししましょう
では次回をお楽しみに!

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井口隆三郎井口隆三郎プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/
エイジング・アドバイザー®
認定エグゼクティブ・コーチ

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