①売れる履歴書・光る履歴書

どこも教えない転職活動のヒント

①売れる履歴書・光る履歴書

転職に成功するには、まず書類選考に合格しなければなりません。ほとんどの企業では面接するのは書類選考の応募者の約5%に絞ります
企業側がその書類を見て「この人材は使える、この人のぜひ会いたい!」と思わせる履歴書等を作らなければなりません。
「就職活動は一番力のある者でなく一番準備した者が勝つ」と言われています。
合格ラインにのる書類を作るにはしっかり準備をしなければなりません。
私の大失敗をお話ししましょう。

急に転職しなければならない状況となった時でした。しかも初めてでした。
何も準備していない状況ですぐにやり始めたことはまず転職先を探す事、そして履歴書・職務経歴書を書き始める事でした。
その時、慌てて書いた履歴書を今見ると、とんでもない履歴書を書いたものだと思います。
恥ずかしい限りです。
何も準備なしに自己流で書いたものでした。
こんな履歴書を書いた人には会いたくありません。
言うならば「売れない履歴書・光っていない履歴書」です。
今日はその経験も活かし「売れる履歴書・光る履歴書」についてお話ししましょう。
まず「売れる履歴書・光る履歴書」とは何か?をはっきりしておきたいと思います。

転職活動は一口で言うならば「プラス思考で自分を売り込む」活動です。その活動は完全に「片思い」です。
あなたは志望の企業に想いを寄せている。しかしその企業はあなたでなくてもいいのです。
必要な時に、必要な人を、必要な数だけ採用すればいいのです。
ですからあなたは完全に片思い状態です。
しかも厄介な事にあなたの周辺には多くの「恋敵」がいます。隙あらば、あなたを蹴落としてその思いを遂げようとして最大限の努力をしています。
転職活動は数多の恋敵を蹴落として片思いの相手のハートをつかむ活動です。
そのような状況で「自分を売り込む」には相手の心を掴む「ラブレター」を書くしかありません。
つまり「売れる履歴書・光る履歴書」は「究極のラブレター」です。しかも片思いです。
一般的なラブレターですと何回か出せば何とか思いを伝えることができます。
しかしこの「究極のラブレター」は一回しか出せません。一発勝負です。
「売れる履歴書・光る履歴書」のポイントは下記の通りです。

1.市販の履歴書でなく、独自性/創造性を持った自作のものを作る
 ・転職者の場合は独自性、創造性が重視される
 ・市販の履歴書でなくても良い
2.競争相手に対して圧倒的に差をつける
 ・競争に勝つには差別化が必要
3.相手が見やすいように「A4の用紙1枚」が目安
 ・忙しい相手にはA4一枚でアピール
4.パソコンソフト(ワード)にて作成
 ・時間をかけるべきなのは求職活動です
5.添付写真は「見合い写真」と考える
 ・デジカメ刷り込が一般的
6.名前は大きく、フリガナを忘れずに
 ・自分の名前は用紙の中央に大きく記入
7.最も大切な自分のセールスポイントを「経験・知識要約」として簡潔にまとめる
 ・転職の場合どのようなキャリアをつみ、何が出来るかをうまくアピール出来た
ものが勝ちです
8.職歴は直近から時系列に遡って記載する
 ・売れる職歴は直近からせいぜい15年前まで
9.学歴はシンプルに最終学歴のみ
 ・転職は学歴によって採用されない。人物本位・実力本位!
10.自分の売り「免許・資格・特技・技能」を重視する
 ・実力と応用分野の幅の広さを示す
11.その他として 生年月日。趣味。健康状態。家族人数等記入
 ・必要最小限度に記入。年齢は明記しない。

具体的な記入方法は次回をお楽しみに。

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