キャリア・コンサルタント/キャリア・カウンセラーの独立自営(プロ化)は、どんな準備をしたら実現できるか<「エイジング・プラン・ノート®」の活かし方> その1

人材ビジネスで成功するヒント

キャリア・コンサルタント/キャリア・カウンセラーの独立自営(プロ化)は、どんな準備をしたら実現できるか<「エイジング・プラン・ノート®」の活かし方> その1

エイジング・プラン・ノート(R)平成11年(1999年)12月「プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®」養成講座、平成18年(2006年)6月「認定エグゼクティブ・コーチ」養成講座を開講しました。お陰さまで両講座とも大好評です。受講を希望される多くの方(ほとんどすべての人)は、資格取得後の進路として独立自営(プロフェッショナル化)を目指しています。

もちろん今すぐにという方は少なく、将来実現させたいという気持ちをつよくお持ちになっています。まことに素晴らしいことです。ぜひその夢を実現させようではありませんか。白根陸夫も大いに支援します。

さて、「独立自営」にどんなイメージを想定しているのでしょうか。
資格を取得したのち「キャリア・コンサルタント」になって、或いは「コーチ」になってどうするかです。すぐに独立開業はむずかしいのでどこかの組織に属して「就職コンサルタント」になる、どこかの研修会社に属して「コーチング研修」を得意とする専任講師になる。
これが多くの人が考える途です。妥当な選択と言えます。

しかし、この途は不安定です。「就職コンサルタント」は期間限定の業務委託契約になります。三か月から長くて一年です。専任講師は期間の限定はありませんが、研修業務受託の都度講師料としての収入しかありません。
これらの途は長期永続的な雇用契約にもとづくものではありませんので、職業的に独立した状態といえますが、一生この状態が継続するとは考えにくいので、真の独立自営とは言えないと思います(年齢的に満68歳ぐらいがそれぞれの業界の定年と言えましょう)。

独立自営とはいずれの組織にも属さないで職業として自立できている状態を言うものと考えています。私たちは一日24時間公平に有しています。
この時間を「世のため人のために」如何に有意義に使うか、社会的に如何に付加価値の高い成果を上げるかをつねに考えて的確に行動することが大切です。
有意義さ加減、価値の高さ加減で収入は大幅に変わってきます。収入が多ければその途の専業となって晴れて独立自営者となることができます。就職コンサルタントも専任講師も時間でいくらの仕事です。
この相場は業界で決まっています。
マーケットへの新規参入者が多く、需給関係で決まる相場はこれから上昇することはありません。個人の努力を成果(相場)に反映させることは難しいのです。この相場から抜け出す方策は何か、これが独立自営志望者の大きな課題です。(次号につづく)

■自己開発・新ビジネス創造のために、「ブログ」の併読を勧めます。
【竹内和美先生のブログ】
「ブログ版日本プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー協会(JIPCC)」
定期更新日:毎月第1月曜日/第3月曜日

【小田敦子先生ブログ】
「どこも教えない就職活動のヒント」
定期更新日:毎月第2月曜日/第4月曜日

「プロが語るキャリア・アップ転職」
定期更新日:毎月第2水曜日/第4水曜日

【白根陸夫ブログ】
「人材ビジネスで成功するヒント」
定期更新日:毎週金曜日

白根 陸夫白根 陸夫(しらね りくお)
プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/
エイジング・アドバイザー®
認定エグゼクティブ・コーチ

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