キャリア・コンサルタント/キャリア・カウンセラーの独立自営(プロ化)は、どんな準備をしたら実現できるか<「エイジング・プラン・ノート®」の活かし方> その5

人材ビジネスで成功するヒント

キャリア・コンサルタント/キャリア・カウンセラーの独立自営(プロ化)は、どんな準備をしたら実現できるか<「エイジング・プラン・ノート®」の活かし方> その5

エイジング・プラン・ノート(R)差別化戦略は文字通り他にない商品やサービスを創って世に出すので先見性のある感性が求められます。先見性はどうしたら磨けるか。人材ビジネスにおける差別化は技術的な機能をウリにする商品やサービスを創造するものではありません。これまであるものを組み合わせてこれまでなかったものを創ることになります。

先見力はこれまでの過去の経験の蓄積をフル活用することと言い換えたほうが的確です。
企業における人事職経験、人材ビジネスにおける営業経験、キャリア・コンサルタント経験、管理職経験、それも長ければ長いほど貴重です。感性も必須です。
困っている人・悩んでいる人を見て自分ならどういう手を打ったら助けることができるか、直感的に具体的な策として自身の頭の中に閃かなければなりません。
ここまでは前号と同じ。

読者がキャリア・コンサルタントと仮定した場合、ブースが設営され同僚の数人とともに終日キャリア・コンサルティングをしています。クライアントの読者に対する評価は同僚と比べて高いか低いかを考えたことがありますか。

あるいはクライアントの自身のコンサルティングに対する満足度について考えたことがありますか。当然、白根陸夫の「PCCニュース」の読者、あるいは白根陸夫のブログの読者であれば毎日このことを考えて理想に一歩でも近づこうと努力しているに違いありません。
高い評価を得ること、満足度が高いことはすなわち、自身の提供するサービスが同僚のそれと比べて差別化された高品質のものを提供していることを意味します。
クライアントに与える情報の質と量の豊富さ、キャリア開発に関する的確な助言、自己分析に関わる体系的・総合的なスキル・ノウハウの伝授、就職・再就職を勝ち抜く独創的な戦略・戦術の伝授などにおいて卓抜しているからすぐれたコンサルタントという評価を得るのです。差別化の要素を上げましたが果たしてこれで十分でしょうか。

全年齢層のクライアントから等しく高評価を得られるでしょうか。そうはいかないのです。

次号につづく。

■自己開発・新ビジネス創造のために、「ブログ」の併読を勧めます。
【竹内和美先生のブログ】
「ブログ版日本プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー協会(JIPCC)」
定期更新日:毎月第1月曜日/第3月曜日

【小田敦子先生ブログ】
「どこも教えない就職活動のヒント」
定期更新日:毎月第2月曜日/第4月曜日

「プロが語るキャリア・アップ転職」
定期更新日:毎月第2水曜日/第4水曜日

【白根陸夫ブログ】
「人材ビジネスで成功するヒント」
定期更新日:毎週金曜日

白根 陸夫白根 陸夫(しらね りくお)
プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/
エイジング・アドバイザー®
認定エグゼクティブ・コーチ

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