面接担当者のエラーを活かして高評価につなげる高等テクニック-2-
今回も「面接担当者のエラーを活かして高評価につなげる高等テクニック」についてお話しします。面接担当者のエラーをいかにして高評価につなげるか、引き続き確認していきましょう。
面接担当者のエラー
- 中心化傾向
自分の評価に自信が持てず、結果普通という評価しかできない。 - 極端化傾向
少し良いと最上位の評価をし、不十分だと最下位というように極端な評価をしてしまう。 - 論理誤謬
「研修受講経験が豊富」という事実で「積極的」といったように理屈をつけ、自己的な評価をしてしまう。 - 対比誤謬
職務基準や職能要件といった客観的基準を無視し、自分を基準として評価してしまう。
1.2.のケースは、面接担当者が複数いる場合にいち早く上位者を見抜き、その者が好みそうな回答を心がけることがポイントです。下位者には中心化傾向が多く見られ、上位者の顔色を伺っている場合が多々あるからです。 3.のケースは、大きな声や元気な態度は「積極的イコール仕事ができる人物」と面接担当者が自らの思い込みでよい評価をしてくれることが多いので、実践して高評価につなげましょう。
面接担当者も人間ですから、評価にブレが生じることはあるものです。最終的に「印象の良い人だった」というイメージを残せるように最善を尽くしましょう。