面接担当者のエラーを活かして高評価につなげる高等テクニック-1-
今回・次回と2回続けて「面接担当者のエラーを活かして高評価につなげる高等テクニック」についてお話しします。面接担当者も人間ですから、誤った評価をしてしまうこともあります。しかし、これを逆手にとることによって自分に都合のよい評価を得ることも可能なのです。どんな例があるのか確認していきましょう。
面接担当者のエラー
- ハロー効果
何かひとつ良いと何もかも良く見えてしまう、逆に何かひとつ悪いと何もかも悪く見えてしまう。 - イメージ評価
「有名校を出ているから知識が豊かだろう」「元気がいいから営業能力があるだろう」、「溌剌としているから行動力があるはずだ」、「だらしの無い態度の人は規律を守らない」などとイメージで評価してしまう。 - 寛大化傾向
ちょっと印象が良いと高い評価をつけてしまい、結果として応募者の差別化ができない。
1. 2. 3.のケースでは、第一印象が如何に大切かということが分かりますね。そのためにあなたができることは・・・清潔な身なり、礼儀正しい態度、大きな声、元気で溌剌とした受け答え、積極的な姿勢、さわやかな笑顔など、面接時には、応募職種に適していると思われる人物を自ら演出し、主演するのです。
《面接担当者が持っている先入観》
- 話し方が歯切れよく、明確・明瞭→表現力のある人だ。
- 質問に対して明確→理解力のある人だ。
- 即応答→臨機応変に対応できる人だ。
- よく質問を聞く、人の話を聞く→協調性のある人だ。
- 礼儀正しい→常識がある人だ。几帳面な人だ。
こうした先入観を利用して好印象を与えられるように演じましょう。もちろん、実際にこの通りの人柄の方も多いですので、面接の場でこれらが発揮できれば評価が高くなることは確実です。
次回も引き続き「面接担当者のエラーを活かして高評価につなげる高等テクニック」についてお話しします。