入替需要について

どこも教えない転職活動のヒント

入替需要について

今回は「入替需要」について説明します。前回、求人の発生は増員・欠員・入替の3つしかないことをお話ししました。そして、増員や欠員補充による募集は極めて少ないのが現状であることについてもご理解いただけたと思います。

2.だから「入替需要」を狙え!
終身雇用/年功序列賃金制度の下で自然に積み上がった賃金額と、不景気とデフレによって下がっていく売上高や利益との関係で、見かけ上中高年齢者社員は全員ローパフォーマーとみなされています。このため、企業の業績動向によってはいつ「肩たたき」にあっても不思議ではない状況におかれていることをまず認識してください。
しかし、日本の就業人口はおよそ6,400万人ですから、「入替需要」を目指せば、6,400万回の応募チャンスを手にしていることになるのです!

ここで、日本の企業構成について確認しましょう。
☆企業構成は重層構造
一流企業→二流企業→三流企業→四流企業 
産業構造の大変革期の今、今日の四流企業が明日の一流企業になるかも
 
☆日本の法人数260万社
内資本金1億円未満中小企業98.6%、大企業はわずか36,000社

こうしたデータからお分かりいただけますように、売込み先は全国に257万社ある「中堅企業」「中小企業」、中でも
「元気の良い企業」
「ナンバーワンではなくオンリーワンの企業」 
を狙うのがベストです。
何故、大企業を狙わないのでしょうか? あなたに学歴・派閥・プライドの渦に飛び込んで戦う覚悟があれば応募すればいいでしょう。

「入替需要」を求人のチャンスとして捉えることが成功につながる秘訣であるということがお分かりいただけたと思います。次回もあなたの可能性を広げる話を続けていきますのでご期待ください!

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