転職フェアーの利用方法
これまで、求人広告、人材紹介機関、潜在的ニーズ等、さまざまな手段での企業へのアプローチ法をご紹介しましたが、アプローチ法はまだ他にもあります。今回は転職フェアーの利用方法についてお話します。
転職フェアーは、新聞社・出版社等が主催するケースが多く、新聞・求人誌・折り込み広告、電車中吊り広告等で宣伝しています。参加料無料、事前申し込み不要、出入り自由、応募書類不要の場合がほとんどですので、気軽に参加できます。業界、職種、地域単位で実施されることが多いです（例「コンピューター業界適職フェアー」「○○県Ｕターンフェアー」など）。
会場では、求人企業がブースや机を設けていますので、求職者が行けば企業の説明を聞くことが出来ますし、パンフレット等も入手できます。こうしたフェアーの魅力は、短期間に多数の企業の生の情報が得られることに加え、場合によっては説明を受けた企業からアプローチを受けたり、自分からの応募が可能となったりすることです。
出展する企業は中小企業が大部分であり、若手技術者・営業マンをターゲットにしていることが多いです。その場での個別面接はできない建て前ではありますが、企業の説明会は「準面接」と心得たほうがよいでしょう。そのため、服装等は失礼のないように準備し、面接に向かうつもりで参加する必要があります。
次回は「就職面接会」の利用方法についてお話しします。
