中途採用面接の目的と一般的な面接の流れ
今回は中途採用面接の目的と一般的な面接の流れについてお話します。
採用側、応募者側の立場からみた中途採用面接の目的は以下のように言えるでしょう。
(1)中途採用面接の目的
採用側−即戦力として役立つ優秀な人材の採用
→会社にとって有益な人であるかどうかを見極める
応募者側−自分自身のプレゼンテーション
→自分の「売りもの」「光りもの」をアピールし、採用を勝ち取る
また、中途採用における一般的な面接の流れは次のようになっています。
(2)面接の流れ
【挨 拶】
↓
【導 入(自己紹介、自己PR、志望動機、退職理由)】
↓
【本 論(性格、価値観、職務経験、業務知識、業務内容)】
↓
【終 了(給与、入社日等の確認、応募者からの質問)】
面接の受け方の本を読むと上記のように記載されていることが多いですが、必ずしもこの通りにはいかないものです。面接担当者は応募者の採用・不採用を判断すべく「手を変え品を変え」質問をします。応募者が最善を尽くして挑むのと同様に、面接担当者としても優秀な人材を不採用にしたり、だめな人を採用したりすることのないように最善の努力をしているのです。いわば、面接会場は応募者と面接担当者の真剣勝負の場です。