7.その他の質問
今回はその他の質問です。どんな質問をされても冷静さを失わないよう、スマートな答え方を是非習得してください。
(7)その他
<主たる質問>
◎最後に何か聞きたいことがありますか。
<一般質問>
○いつ頃当社に入社していただけますか。
○入社までの間、何をされますか。
○退職されてからしばらく時間がたっていますが何をしてお過ごしでしたか。
○当社以外にどこを受けていますか。
○あなたに合う会社が他にあるのではないですか。
○当社の仕事をしていただくには、キャリア不足だと思いますが、いかがですか。
○いまどきパソコンも使えないのですか。
○筆記試験の成績がずいぶん悪いのですが、それについてどうお考えですか。
○年齢にしては若さがないと言われませんか。
○顔色が悪いようですが、どこか具合が悪いのですか、健康面に問題はないですか。
○他の応募者に比べて明るさがないですね。
○(女性)お客さまへの接待もしていただけますか(お茶汲みができますか)。
○(女性)結婚(出産)後も仕事を続けていただけますか。
※留意点
・「最後に何か聞きたいことがありますか」という質問に「特にありません」という答えは厳禁。会社のことをよく調べていることを強調し、鋭い質問を投げかけましょう。
〔例〕*経営方針 *事業計画 *新規事業展開・新製品開発 *人材登用(中途採用者に何を期待しているか) *担当する仕事 *入社前の勉強 *会社の技術・ノウハウ(事前に調査収集した情報を使って質問)
・入社時期に対する質問に対しては、仕事に対するやる気を印象付けること。
「できるだけ早く入社したい」
「入社までの期間は新しい仕事に対する勉強期間」
という姿勢を一貫して見せることが大切です。
・併願している場合は無理に隠す必要はありませんが、具体的な企業名は言わず、「今受けている会社に最も魅力を感じている」ことを率直に伝えること。
・圧迫面接、誘導面接には臨機応変に冷静な対応を行なうこと。カッとなったりムキになったりせずに、一呼吸おいて「大丈夫です」と笑顔で答えましょう。
次回は「面接者の高等テクニック」について伝授します。ご期待ください!