セルフ・マーケティングの4つの方法-求人広告の利用方法について
今回も前回に引き続き、求人広告の利用方法についてお話しします。
4.求人広告の見方
○紙面の大きさ/内容/回数(注意したいこと)
- 小さな紙面ほど要チェック⇒応募者が極めて少なく、ライバルが少ないのでチャンスです。
- 大きな広告スペースがありながら、仕事の具体的内容のないもの、格好の良い紙面(「急成長中」「店頭公開を目指している」「未来にはばたく」等の抽象的表現や未来の夢を描く)⇒企業PR、採用担当者の上へのジェスチャー、株主や外部へ「元気です」という会社の健全性のアピールなど他の目的が含まれています。
- 繰り返し広告⇒採用基準が厳しい、または定着率が悪い可能性があります。
○注意したほうがよい表現
- 「幹部候補生募集」⇒あくまで候補の1人に過ぎないことを念頭におきましょう。
- 「未経験者歓迎、年齢不問、学歴不問」⇒営業系に多く、大量採用してその人の人脈、縁故をフルに使わせ、突撃営業させようとしています。
- 「委細面談」、「誰でも簡単に」、「優遇」、「尚可」⇒採用後、思わぬ条件を突きつけられることもあります。
- 「若いスタッフが活躍しています」「女性が多数働いています」「女性(若い人)の写真・イラスト入り」「平均年齢28歳」「社員の85%は女性です」⇒企業の考え方を示唆しています。
次回も求人広告の利用方法についてさらに詳しくお話しします。是非参考になさってください。