セルフ・マーケティングの4つの方法-求人広告の利用方法について-その3

どこも教えない転職活動のヒント

セルフ・マーケティングの4つの方法-求人広告の利用方法について-その3

今回も求人広告の利用方法についてお話しします。
広告に記載されている内容から、企業の意図を読み取りましょう。今回は職種と給与の見方についてお話しします。

●職種(曖昧な表現・カタカナ文字・よく判らない場合は注意)
  • 「本人の適性により仕事内容を決定」⇒職種を限定しないで大量に希望者を集め、そこから掘り出し物を見つける意図があります。このため、入社後短期間で仕事の内容が変更する場合があります。
  • 「マネージャー」⇒その会社ではヒラの社員も使っている単なる呼称 の例
    「アカウント・エグゼクティブ・プランナー」⇒業界の切り込み隊長 の例
  • 一見して良く判らない職種でも同じ業界の人なら判る呼称もありますので、このような場合には、良く判らない人は応募しないほうが賢明といえるでしょう。
●ダミー広告
  • 間口を広げ、人が集まり安いようにするために次のような表記をしている企業もあります。
    1)最初から営業しか採用するつもりがないのに経理や人事も募集して、面接では経理・人事が充足したと言って営業を勧める。
    2)正社員と契約社員の両方を募集して、実際は契約社員しか採用しない。
●給与
  • 「固定給+歩合給 月収50万以上可」⇒営業職種募集ではよくある表記です。実際は、固定給は僅かですが、内訳を曖昧にして表示しています。こうした企業では業績を上げなければ給料はないに等しく、即刻クビとなることもあり得ます。

求人広告から企業の意図を自分なりに読み取り、「ここだ!」と思える企業に出会えたらぜひ応募してみましょう。次回はインターネットの利用法についてお話します。是非参考になさってください!

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