公共職業安定所(ハローワーク)の利用方法

どこも教えない転職活動のヒント

公共職業安定所(ハローワーク)の利用方法

今回は公共職業安定所(ハローワーク)の利用方法についてお話します。
ハローワークは地域の総合的雇用サービス機関として、求職者に対する職業相談・職業紹介、求人情報の提供、雇用保険の給付などを行っています。サービスはすべて無料です。

■求職申込手続き
1.求職申込みをする
最寄りのハローワークに出向き、就職についての条件(希望職種や賃金)等を「求職票」に記入します。求職申込みが受理されると「求職受付票」が渡されます。
受付けた求職申込みの有効期間は、原則として受理した日の翌々月の末日までです。例えば  1月20日に受付けた求職申込みは、翌々月である3月の末日(3月31日)まで有効となります。

2.求人情報を探す
職種ごと、地域ごとに設けられたファイルや、新着求人情報などから、自分にあった求人を探します。求人自己検索パソコンを設置しているハローワークもたくさんあり、遠くの求人について検索することもできます。個々の求人の内容や条件について詳しく知りたい場合や、不明な点がある場合は窓口職員に聞きましょう。

3.紹介
希望の求人が決まったら、窓口に申し出ましょう。先方に連絡をとったうえで「紹介状」を漉してもらえます。「紹介状」は、面接の際に持参する大切な書類です。

4.面接を受ける
指定された面接日に面接場所へ行きます。先方の担当者に「紹介状」を渡します。

5.採否が決まる
採否が決定したら、事業所から連絡があります。採用の連絡があった場合は、ハローワークにも報告します。特に、雇用保険を受給中の場合は、その後の手続きがあるので速やかに連絡しましょう。不採用だった場合、何度でも紹介していただけますので窓口に相談しましょう。

以上のほか、希望する職業の平均賃金や求人求職状況をはじめ、就職するために必要な資格・経験や、そのための能力を身につけるための訓練コース等、仕事についての情報提供や支援も行なっています。中高年向けの求人は少ないのが現状ですが、一度ご自身で検索してみるのもよいですね。次回は公営人材銀行の利用方法についてお話しします。

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