公営人材銀行とは
今回は公営人材銀行についてお話しします。
公営人材銀行とは職業紹介を行う厚生労働省の機関で、全国に26ヶ所あります。ハローワークの内部組織として求人・求職情報の提供及び紹介、各種労働関係情報の提供、転職にあたってのカウンセリングサービスなどを行っています。申し込み手続きはハローワークと同様ですが、利用を希望する場合は、改めて公営人材銀行にも申し込む必要があります。サービスはすべて無料で利用できます。
■ハローワークとの違い
・住所・所在地に関係なく、どの公営人材銀行にも申し込みが出来ます。
・以下の通り、取扱い職種が限られています。
1.管理職・・・課長職以上の管理的業務
例：経営管理者、総務・庶務管理者、人事・労務管理者、工場長など（課長職以上の経験が概ね3年以上ある方に限ります。）
2.技術職・・・科学的知識を有する技術業務
例：機械技術者、電気技術者、研究開発、土木・建築技術者、SEなど（技能職は取り扱ってい
ません。）
3.専門職・・・専門的知識・資格を必要とする業務
例：薬剤師、翻訳・通訳、デザイナー、編集など（看護・介護関係の職種は取り扱っていませ
ん。）
最新の求人・求職情報については、ホームページで確認することができます。その他、月1回の「求人情報」及び「人材情報」の郵送サービスや、事業所向けにFAXでの人材情報提供サービス、在職中の方に対してはFAXによるリクエスト（紹介）申し込みも受け付けていますので、興味のある方は是非お問い合わせください。
次回は人材紹介会社の利用方法についてお話しします。
