自身の持っている人脈を整理しましょう③

どこも教えない転職活動のヒント

自身の持っている人脈を整理しましょう③

これも転職活動事前準備のひとつです

今回は、人脈の整理リストのうち、最後、3つ目のリストについてご紹介します。
質問力プロデューサー・コーチのマツダミヒロさんという方が提唱されている「100人のサポーターリスト」というものがありますが、これはサッカーのサポーターのように、自身に何かあったときに応援してくれる、助けてくれるサポーターを100人リストアップしてみようというものです。こういうものも作成されると良いですね。
サポーターとは、支援者ということですが、転職活動や人生においての支援者、サポーターとは、自分の強み、能力をとことん引き出してくれる人のことを意味します。自分の成長を応援してくれる方、意外な面を見つけてくれる方、時には叱ってくださる方などを思い浮かべて書き出すことで、こんなにも自分を支援してくれる人がいるということが実感できて、自分に自信が湧いてくるはずです。厳しい転職活動や現実を前にしても、もう一度、勇気を出して行動していこうと思えるでしょう。
このリストで、もうひとつ大事な点があります。サポーターリストの方々との関係は、基本的に「WIN、WINの関係」ということです。自分が何かしてもらうだけでなく、自分が何をしてあげられるか(大きなことでなくても、「じっくり話を聞いてあげられる」とかでもOK)にも意識をしっかり持って作成することがポイントです。「とにかく100人書き出す」と決めて、何をどうサポートしあえるかを、じっくり考え、いろいろな方を思い出して、名前のリストアップをするだけです。小さな事柄でもサポートしあえるという、「WIN、WINの関係」ならば、100人のリストは直ぐに作成できるのではないでしょうか。さらに言えば、「誰に何をしてあげられるか」までを書く欄を設けると、より良い物になります。
どうしても100人に達しない時は、これから「WIN、WINの関係」を意識して、小さなことでもどういうことで役に立てるだろうかと考えながら、新たな人間関係を開拓・構築していきましょう。

土居 砂智子土居 砂智子(どい さちこ)
プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/
認定キャリア・コンサルタント
認定エグゼクティブ・コーチ

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