自身の持っている人脈を整理しましょう②

どこも教えない転職活動のヒント

自身の持っている人脈を整理しましょう②

これも転職活動事前準備のひとつです

前回は、天職活動における人脈の重要性について書きました。今回は、人脈の整理、洗い出し方法として、リスト化について具体的に述べます。
 整理するには、リスト化が一番です。今回と次回にかけて3つのリストをご紹介します。まず、自身の人脈の傾向性、強み、弱みを知るためのリストです。横の項目として職業・関係性の区分(会社経営者、以前の会社の同僚、以前の会社の取引先関係者、家族・親類、同窓生・恩師、友人・知人・地域・ボランティア。趣味の関係、その他(有資格者等)を取ります。縦の項目は、年齢です。自分の年齢を中間の位置に書き、その上10行に自分よりも1歳ずつ10歳まで上の年齢を書きます。自分の年齢より下にもマイナス1歳からマイナス10歳まで書きます。縦と横がクロスする欄に、該当する方々の名前を記入します。自分が現在40歳ならば、すぐ上の行は「41歳で、職業が会社経営者の方」を書く欄になります。そこに該当する方がいれば、その方の名前を書きます。自分の年齢と職業欄が「家族・親類」とがクロスするところに、「自分」と書きます。

2つ目のリストは、前述のリストをアレンジしたものです。縦の項目は、人脈区分(過去在籍の全ての会社の上司・部下・同僚・後輩等、過去在籍のすべての会社の取引先関係者、家族・親類、PTAや自治会などの居住地域関係者、知人・友人、出身校関係、ボランティア・宗教・政治関係、趣味・資格・異業種交流会関係、その他)、横の項目は、職業区分(経営者・自営業者、医師・弁護士・税理士など士業、企業経営陣、一般会社員等)として、該当する箇所に名前を書いていきます。これらのリストを完成することで、現時点での自分の人脈を俯瞰できます。どの位置に自分の人脈の強みがあるかが分かれば、それを更に強くするにはどうするか考えます。人脈の弱みについては、具体的にどうすれば補強できるかを考えます。「具体的」な方法を考えて書くことが大切なポイントです。

土居 砂智子土居 砂智子(どい さちこ)
プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/
認定キャリア・コンサルタント
認定エグゼクティブ・コーチ

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