求人情報 の探し方・進め方は?
10種類の方法
今回からは、求人情報の探し方・入手方法やその進め方などについて、について整理をして触れていきたいと思います。
まず、入手方法についてですが、求人情報の入手方法は、「紹介・斡旋」か「直接応募」の2つに大きく区分できます。
「紹介・斡旋」には
①ハローワーク
②人材銀行
③その他(ハローワークや人材銀行以外の)公的斡旋機関
④人材紹介会社
⑤民間人材会社
⑥縁故人脈
「直接応募」には
⑦求人広告(新聞・雑誌)
⑧求人サイト
⑨転職イベント
⑩縁故人脈
というように、全部で10種類の方法が挙げられます。
この中で、①のハローワーク、⑦の求人広告、⑧の求人サイト、⑩の縁故人脈 の4種類が、一般的に利用する方が一番多い方法です。(都市部では、人材紹介会社を利用するという人も増加してきています。)10種類のうち、どの方法を利用すればよいかは、求職者の年代や希望する業界、職種・勤務地などによってもかなり異なりますが、いずれにしても求人情報へアプローチする際には、「潜在求人」を意識して行うことが重要になります。「顕在求人」よりも「潜在求人」の方が、圧倒的に数が多いからです。
「顕在求人」とは、「求人票や求人広告などで表に出ている求人情報(=目に見える)」のことです。誰でも探す気になれば、比較的、容易に入手できる情報ですね。一方、「潜在求人」とは、水面下に隠れていてはっきりと求人の形式になっていない求人情報のことを意味します。求人の形式をなしていない求人情報とは、いったいどのようなものなのでしょうか。次回は、この「潜在求人」について触れていきます。
土居 砂智子(どい さちこ)
プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/
認定キャリア・コンサルタント
認定エグゼクティブ・コーチ
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