面接時の注意と留意点 - 大企業と中小企業の違い
今回も面接の注意と留意点についてです。大企業と中小企業の違いを理解しましょう。
中小企業の社長は自信があるゆえに謙虚!
(自信の裏返しで大企業に対するコンプレックスを持っている)
中小企業の社長は金をかけるのはまず仕事、仕事場・工場等は二の次と考えています。
「当社のような会社にあなたのような方がわざわざ来ていただきまして…」
「古い設備・狭い作業場、躾けの行き届かぬ社員、辺鄙な環境・・・」
などと言ってこちらの優越感をくすぐり、反応を見ています。いい気になってふんぞりかえっていると不採用間違いなしですので、こうした問いかけには注意が必要です。
どんな会社にも必ず褒める材料があります。5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)に着目しましょう。面接当日は余裕を持って会社に行き、社内外の清掃、トイレに飾ってある花、女子社員の応対振り、社員の礼儀正しい挨拶などを確認します。そして、面接で5Sが行き届いていることをさりげなく褒めれば、人間褒められてうれしくない者はいません。とにかく面接がスムーズに運ぶように自ら心がけましょう。
自分一代で築いた我が子のようにいとおしく思っている会社を、本心から悪く言う社長はいません。自慢したいのをあえて謙遜しているのです。その術中にはまってしまわないように、冷静・沈着に応対しましょう。