面接時の注意と留意点 - 大企業と中小企業の違い 2
今回も前回と同じく面接の注意と留意点についてです。大企業と中小企業の違いを理解しましょう。
社長は慎重!
中小企業の社員数は少ないため、一人ひとりの働きが非常に重要です。社長は「一緒に人生を賭ける人」に相応しいかどうか最後の最後まで考えています。そのためには最大限のチェックをするのも当然です。
面接が終わって肩の荷が下りても、緊張感を失わないようにしましょう。
面接後、社長自身が社屋の窓から帰っていく応募者の後姿を観察するのはもちろんのこと、応募者の最寄の駅までの振る舞いを営業に出ていた自社の社員に確認して、最終チェックを行っている場合もあります。
以前、「面接終了時の流れ」でも触れましたが、最寄の駅からバスや電車に乗るまでが面接です。きちんとしていた人が、面接会場を出たとたんに態度を変えてしまったらそれでおしまいです。くわえタバコ、肩に背広を引っ掛けて歩く、車道を歩くなどはもってのほか。緊張が解けると地が出てしまいやすいので気をつけましょう。日頃から注意していないと、そのときだけうまくすることはできないものです。
次回は敬語の使い方についてお話します。尊敬語と謙譲語の違いをこの機会に確認しましょう。