第169号 生涯経済設計から、「生涯現役」の必然性を認識せよ(その1)。

人材ビジネスで成功するヒント

第169号 生涯経済設計から、「生涯現役」の必然性を認識せよ(その1)。

「定年後再雇用者の生き生き化を図る」(その5)

プロパーの人(新卒入社で一社に定年まで在籍した人)の手にする退職金は今のところ2500万円程度。平均余命通り生きたとして、夫84歳、妻89歳までの生活費をどう工面するかが大きな問題である。

夫婦二人の生活費は、月額35万円。概算の経済計画を考えてみる。子供二人はすでに成人し、住宅ローンは定年時で完済。手持ち現預金は500万円とした。

大手企業に長年勤務して定年を迎えた標準的な家庭を想定した。必要生活費は、夫婦いる間、夫満60歳から夫84歳までの24年間の生活費総額は、35万円×12ヶ月×24年=1億80万円。

妻が5歳年下とすれば、男女の平均余命の差5年を加算すると、妻は寡婦で生きる年数は10年。妻の生活費を月額20万円とすると、20万円×12ヶ月×10年=2千4百万円。

満60歳以降夫婦の一生涯の生活費総額は、1億2480万円となる。

これに対して、収入はどうか。退職金が、2千5百万円。厚生年金受給額が、満65歳から満84歳まで、月額20万円×12ヶ月×19年=4千560万円。妻の遺族厚生年金が、10万円×12ヶ月×10年=1千2百万円。収入合計8千260万円となる。差し引き4千220万円の赤字となる。

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白根 陸夫白根 陸夫(しらね りくお)
プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/
エイジング・アドバイザー®
認定エグゼクティブ・コーチ

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