第24号 「私の40年に亘るキャリア形成」−その2 独立開業への途(その6)

人材ビジネスで成功するヒント

第24号 「私の40年に亘るキャリア形成」−その2 独立開業への途(その6)

■独自の「商品やサービス開発力」は、ブログ読者のキャリア形成の中で、すでに十分培われているのです!

これは後講釈になりますが一つの職務は4年間あればマスターできると考えています。1年目は先輩の模倣、2年目はこれに自分のオリジナリティを付加、3年目はこれを現場に定着させる、4年目は環境変化に合わせて修正・改訂、5年目は4年目と同じとなります(勿論、難しい技術の分野は別ですが)。同じように会社経験も4年が一サイクルと考えています。
換言すればキャリア形成においては、誰でも4年に一回は必ず平等にステップアップのチャンスが巡ってくるのです。だから、このチャンスを生かすべく日ごろから用意周到に自己研鑚を続けるべきなのです。一つの会社に3年〜4年在職しないとキャリアとして評価といわれますがその通りです。以後、4社を武者修業のため経験しました。いずれも人事、総務、法務、秘書の領域です。各社在職中、採用業務体験も豊富に蓄積すると共に転職活動経験においても採用する立場に立って客観的に効率的で成功率の高いやり方を修得しました。その効果のほどは、いずれの転職先でも手に入れた地位、報酬、仕事の遣り甲斐はすべてにおいて大成功であったことで証明されます。
大手企業、中小企業、ベンチャー企業、日系(2社)、外資系(3社)においてさまざまな経験を積むことができました。在職期間が4年/4年/12年/6年/4年となっているのはキャリア形成のために必要な期間であったからです。
この間、併行して資格取得に精を出しました。とくに20〜30歳台は毎年一つ何らかの資格を取ることを目指し、空いた時間を有効活用しました。主として通勤時間です。公的/民間問わずなんでも業務に関連する資格を貪欲に挑戦しました。取得資格のうち、主たるものを列記します。第一種衛生管理者、社会保険労務士、行政書士、宅地建物取引主任者、損害保険募集従事者特級(一般)資格、ファイナンシャルプランナー、産業カウンセラーなどです。取得することによって業務遂行上大きな自信となると共に能力も向上していったのでしょう。お陰さまで人事考課でも高い評価を得ることができ、昇給・賞与も人より大きな成果を上げることができました。このキャリア形成の期間は職務遂行能力向上と転職スキルアップの面において顕著な成果を上げられたと思います。
本日は、ここまで。次号をお楽しみに。

付記

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白根 陸夫白根 陸夫(しらね りくお)
プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/
エイジング・アドバイザー®
認定エグゼクティブ・コーチ

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