第21号 PCC養成講座卒業生のための情報サービス「PCCニュース」

人材ビジネスで成功するヒント

第21号 PCC養成講座卒業生のための情報サービス「PCCニュース」

キャリア・コンサルタント独立開業への途(その3)
PCC養成講座で修得したノウハウを陳腐化させないため、多岐にわたり多様なネットとセミナーを運営していることは前号でお知らせしましたが、「PCCニュース」最新号で白根陸夫のブログについて次のように卒業生に周知しました。これをお読みになれば、ブログ読者の皆様は、「キャリア・コンサルタント独立開業への途」というテーマの方向性がはっきり認識できると思います。『卒業生のみなさまお元気ですか。白根陸夫です。白根陸夫のブログを読んでいますか? 只今連載中の、「キャリア・コンサルタント独立開業への途」というテーマをしばらく続けたいと思っています。平成7年8月、52歳でこの道に入り、10年を経過しました。お陰さまで、この間、山有り谷有り、まことに充実した日々を送ることができました。さらに、この先を見通してどのような考えと行動をすればさらなる発展を期すことができるか、10年の軌跡から「こうすれば当たる!」を書いています。きっとお役に立つ情報と信じていますので、ぜひお読みください。卒業生は企業に勤務されている方も多いのですが、最終的には組織から離れるときが誰にでも確実にやってきます。その後の準備は「早ければ早いほどよい」のです。折角、PCC養成講座を卒業されましたので、部分的或いは全面的にキャリア・コンサルティングの機能を自身のビジネスに取り込んだ仕事をしていただきたいと願っています。単純にいいますとキャリア・コンサルティング自体は自身の持つ時間の切り売りの仕事といえます。この仕事を始めた当初5年間はそのようなことをしていました。そして、はっと気がついたのです。これでは人と同じだ。私はキャリア・カウンセラーを名乗っている(名刺にそう書いてある)、隣の人もキャリア・カウンセラーを名乗っている(名刺にそう書いてある)。それを見て第三者は、どちらがより品質の高いカウンセラーと判断するだろうか。勿論、誰も判断できません。一度、カウンセリングを受けて、気に入らないから替えて欲しいといってその願いが叶うことは稀です。替えてみたところで、良い結果が出るとは誰も保証出来ません。クライアントの気持ちもよく変わるし、クライアントを取り巻く環境もよく変わるからです。ですから、キャリア・カウンセリングという仕事は品質評価しにくい職種なのです。そうなれば、一時間あたりのカウンセリング料金は、キャリア・カウンセラーの品質とは関係なしに需給で決まるだけというつまらないことになります。キャリア・コンサルタントの数が急増しています。それに伴いキャリア・カウンセリング時間当たり単価は下がりこそすれ上ることはないと認識しました。そこで、6年目から、白根陸夫はどう行動したかということです。キャリア・カウンセラーとして自身を売るのではなく、自身のもつキャリア・カウンセリング機能を他のキャリア・カウンセラーの有するキャリア・カウンセリング機能と差別化して、これを具体的な商品やサービスの形にして、マーケットに提供したのです。このはなしの続編は、白根陸夫のブログをお読みください。毎日更新とはまいりませんが、体験談ですので、みなさまの今後にきっとお役に立つと思います。ご期待ください』。これが、[PCCニュース最新号]のご紹介です。次号は、キャリア・コンサルタント独立開業への途(その4)を掲載します。


白根 陸夫白根 陸夫(しらね りくお)
プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/
エイジング・アドバイザー®
認定エグゼクティブ・コーチ

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