人材ビジネスで成功するヒント

白根陸夫のブログの読者の皆さま今日は、白根陸夫です。今日はテーマを変えました。「人材コンサルタントのコラム」です。新規事業である「職業紹介事業部」が昨年10月スタートしました。事業の詳細は、ＨＰ　http://careerbrain.net/をご覧ください。
さて、「職業紹介事業部」の機能である人材紹介やあっ旋は、「人材コンサルタント」の仕事です。ＰＣＣ（プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー養成講座）、ＰＳＣ（プロフェッショナル人材コーディネーター養成講座）、ＥＣＯ（認定エグゼクティブ・コーチ養成講座）卒業生には人気の高い職業です。しかし、実際にどんなことを考えながら日々仕事をしているかについて、業界経験者でない人にはなかなか想像がつかないと思います。そこで、第３４３号から人材コンサルタントのコラムという題で、都度、活躍の様子を伝えてまいります。現在この事業には、四名の人材コンサルタントが従事しています（いずれもＰＣＣ又はＥＣＯ卒業生です）。ご愛読よろしくお願いします。
【人材コンサルタントのコラム＜第２１信＞タイトル：つぶしの利く人材とは？】
大川祐弘コンサルタント(職業紹介事業部長・満72歳）
５０台半ばの化学関係メーカー１社で経理一筋、実務と管理を約３０年間勤めましたが、今回リストラされて、Ａ氏は、地方工場から東京に戻られました。
面談したところ、どんな仕事でも年収でも一生懸命やりますから探して欲しいと言う話しでした。
約１ヶ月して、鋼材加工業の中堅企業から、経理の担当者が定年で退職するので、代わりの人を探して欲しいという求人がきました。急ぐので社長の面接で直決めたいとの事でした。候補者が二人いて、Ａ氏が応用力を買われて残りましたが、社長としては、他に２〜３名候補者を集めて欲しいと依頼が来ました。異業種の数名の経理経験者のレジメを集めて提出したところ、結局それ以上の人材は見つからず、Ａ氏に内定しました。
＊２０台後半の地方の電機関係の会社で、法務担当のＢさんがいました。もっと広い範囲の法務の仕事を希望していました。
当時友達Ｃさんが、東京のインターネット関連の会社で営業をしていまして、登録者でした。Ｂさんが東京に出張したとき、Ｃさんの紹介で面談をして、希望職種、年収（実績と希望）、英語力、得意な仕事等をお聞きしました。
なかなかの勉強家で、法務大学院をこれから受検する計画で、着々と準備していました。
２ヶ月後、玩具関係の会社で法務関係の求人があり、応募しました。
仕事に取り組む姿が真摯で、志望動機がはっきりしている事が買われて、めでたく第３次面接もパスしました。　【次号に続く】