第371号 「キャリア・コンサルタント」プロフェッショナルへの途(連載・その46)

人材ビジネスで成功するヒント

第371号 「キャリア・コンサルタント」プロフェッショナルへの途(連載・その46)

白根陸夫のブログの読者の皆さま今日は、白根陸夫です。今日はテーマを変えました。「人材コンサルタントのコラム」です。新規事業である「職業紹介事業部」が昨年10月スタートしました。事業の詳細は、HP http://careerbrain.net/をご覧ください。
さて、「職業紹介事業部」の機能である人材紹介やあっ旋は、「人材コンサルタント」の仕事です。PCC(プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー養成講座)、PSC(プロフェッショナル人材コーディネーター養成講座)、ECO(認定エグゼクティブ・コーチ養成講座)卒業生には人気の高い職業です。しかし、実際にどんなことを考えながら日々仕事をしているかについて、業界経験者でない人にはなかなか想像がつかないと思います。そこで、第343号から人材コンサルタントのコラムという題で、都度、活躍の様子を伝えてまいります。現在この事業には、四名の人材コンサルタントが従事しています(いずれもPCC又はECO卒業生です)。ご愛読よろしくお願いします。
【人材コンサルタントのコラム<第24信>タイトル:ボーダレス時代の人材紹介コンサルティグ】
大川祐弘コンサルタント(職業紹介事業部長・満72歳)
20歳代なか頃の女性で、英語上級の力を生かして、ホテルの受付の仕事をしていました。ご主人は、欧州人で、ジャーナリストでした。生活を安定する為に、異動を申請しましたが、ホテルの慣習で認められませんでした。外から見ますと華やかな世界ですが、先輩に聞くと、年収の厳しい世界のようです。
うまく転職して、2〜3年間金融機関の総務・福利厚生の企画の仕事を任され腕を振るいました。しかし会社の方針が変わり、福利厚生を外注(アウトソーシング)に出すことになり仕事がなくなりました。その後、監査法人でアシスタントの仕事をしましたが、残業が多く家庭生活が脅かされて、退職しました。
以前東南アジアを旅行した時、タイが非常に気に入り二人で移住することを決めました。タイに移住した場合、日本でどんな資格又は仕事を身につけたら豊かな生活が出来るかいろいろ、物色中です。
*30台前半の威勢がいい中国人女性が面談に来ました。ご主人も中国人技術者で日本の会社に勤めていました。本人は、日本の大学の国際関係学部を卒業して、一時は(3〜4年)中国の金融機関に勤めていました。その後、日本に戻って来ました。日本語が上級でしたが、どこまで理解できるか1時間くらいの面談では解かりません。ただ大陸的な性格だと感じました。
3〜4ヵ月後、日本で営業している中国の金融機関から求人があり、合格して、以前の経験を生かして働いています。 【次号に続く】



白根 陸夫白根 陸夫(しらね りくお)
プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/
エイジング・アドバイザー®
認定エグゼクティブ・コーチ

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