第20号 独立開業を成功させるには差別化が必須。PCC養成講座へ来たれ!

人材ビジネスで成功するヒント

第20号 独立開業を成功させるには差別化が必須。PCC養成講座へ来たれ!

キャリア・コンサルタント独立開業への途(その2)
平均余命は、満60歳の時点で男性22年、女性は27年です。いくつまで仕事を続けるかということは誰でも最大の関心事であると思います。男性82歳、女性87歳が寿命といえますが、はたして70歳台まで雇用してくれる雇用主がいるでしょうか。どこにもいないと思います。他方、私たちは生涯現役でいたという希望をもっています。少子高齢化が進展して経済的にもそうせざるを得ない状況でもあります。キャリア・コンサルティングは歳を取れば取るほどクライアントが増えていく珍しいビジネスです。少子高齢化時代では、年齢を層別してみて、大勢生存する年齢層に合わせてその層の人たちが欲するものを提供すれば事業として当たります。キャリア・カウンセラーである私たち自身、生涯キャリア形成については今から大きな関心をもっていることであることから、キャリア・カウンセリングのビジネスは前途洋洋と白根陸夫は考えています。プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー養成講座(PCC)の受講生も、いますぐ独立開業というわけではないが将来はきっとという「大志」をもって学ばれています。講座卒業生のノウハウをつねにアップデートしてもらうために、白根陸夫は卒業後のフォローも万全でありたいと願っています。「卒業生専用の情報ネットワーク/PCCニュース」「キャリア・アップ転職成功メルマガ」「PSCブログ(人材派遣サービスの人材コーディネター・スキルアップ情報交換ネット)」、定例開催の「実利研究会」「世渡り指南師の会」「キャリア・コンサルティング能力向上定例セミナー」など多岐にわたり多様なネットとセミナーを運営しています。卒業生対象に修得したノウハウの陳腐化防止とともに、さらなるスキルアップを図るためです。将来に備えてPCC養成講座を受講したいが、まだまだ先のこととお考えの方は、卒業後のネットとセミナーの有効活用を図ることによってノウハウ品質の維持向上を継続的に実現できることからできるだけ早期のご受講をお勧めします。さて、前号では開業資金と月次売上目標金額から日ごとの売上目標を具体的数字にして説明しました。29,000円÷6,000円=5名となります。毎日26日間、途切れずに5名のクライアント、しかも一時間のキャリア・カウンセリングに6,000円支払ってくれる顧客(クライアント)の集客が可能かということになりますが、どうでしょうか。この状態が何年も続かないと事業としては成り立たないことになります(志半ばで倒産してしまうことを意味します)。ブログ読者が開業しようとしている地域で、どれぐらいの人がキャリア・カウンセリングを受けてみようと思っているかを知る必要があります。同業者間の競争も激化する一方です。クライアントから魅力あるキャリア・カウンセラーであり続けることも要求されます。6,000円という請け金額は、キャリア・カウンセラーが増えれば増えるほど下落していきますので、単なるキャリア・カウンセリングだけでは早晩経営的に成り立たなくなるだろうと予想できます。とすれば、キャリア・カウンセリングという時間の切り売りでは程なく行き詰まることが誰にでも理解できると思います。売上の前提となっている「一回、一時間6,000円支払ってもらえるクライアント」の存在すら不明なのです。ブログ読者は、「それでもキャリア・カウンセラーとして独立したい」という大志の持ち主と思います。では、どうしたらキャリア・カウンセリングを事業として成功させることができるか。白根陸夫のこの道10年軌跡から「キャリア・カウンセリング・ビジネスは、こうすれば必ず当たる!」という白根陸夫の考えをこれからおはなししましょう。次号をお楽しみに。


白根 陸夫白根 陸夫(しらね りくお)
プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/
エイジング・アドバイザー®
認定エグゼクティブ・コーチ

講師プロフィールを見る

« 第19号 キャリア・コンサルタント独立開業への途(その1) | どこも教えない転職活動のヒントのトップへ | 第21号 PCC養成講座卒業生のための情報サービス「PCCニュース」 »

トラックバック

http://careerbrain.net/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/535

カレンダー
2005年07月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
最近のエントリー
最近のコメント
最近のトラックバック