第328号原稿「キャリア・コンサルタント」プロフェッショナルへの途(連載・その3)

人材ビジネスで成功するヒント

第328号原稿「キャリア・コンサルタント」プロフェッショナルへの途(連載・その3)

「プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー(R)」有資格者白根陸夫の独立開業者として13年に渡る現場体験から、「このように考え、このように行動すればキャリア・コンサルタントとして食っていける」、すなわち「キャリア・コンサルタント」プロフェッショナルへの途を伝授します。
【巻頭言つづき2】
一般の人たちは「キャリア・コンサルタント」と「経営コンサルタント」にかなり似たイメージを持っています。
民間の養成機関では「経営コンサルタント」という資格を付与するところがありますが、自身で名乗ることもできます。
「キャリア・コンサルタント」もそのノウハウとスキルを独学で修得すれば、自ら名乗ることができます。
「経営コンサルタント」は「キャリア・コンサルタント」よりもはるかに長い歴史を持ちますが、売れるコンサルタントと売れないコンサルタントの間には歴然たる差があります。
一日中飛び込みでコンサルティングの売り込みをして疲れ果てている人もいるでしょうし、狙いを定めて効率的な動きをして大きな受注を獲得するコンサルタントもいるでしょう。
「キャリア・コンサルタント」の場合もまた然りです。
大切なことは「資格」を取得したからさっそく有資格者募集広告に応募し、運よく採用され、以後「資格」で食べていくことを指向するものではなく、「資格」取得の過程で修得したノウハウとスキルを自身の有する従前の「ウリ」と合体させたパワーアップされた「ウリ」を創造し、これを第三者に強くアピールすることによって商機を掴むことなのです。
つまり「資格」は認定証を入手したと考えるべきでなく、新たな「機能(ノウハウとスキル)」を修得し、ここに一段とパワーアップされた自分がいるということを認識することが大切なことなのです。 この意識の差が生涯素人とプロ予備軍の大きな違いなのです。
【次号に続く】


白根 陸夫白根 陸夫(しらね りくお)
プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/
エイジング・アドバイザー®
認定エグゼクティブ・コーチ

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