第43号「売れるキャリア・コンサルタント/キャリア・カウンセラーのコンピテンシーテスト」(その13)
コンピテンシー診断テストの設問例です。前号では200問中、50問の質問にお答えいただきましたが、つぎの10問です(これで、200問中60問)。
回答基準は、次の四種類です。
◎:常にそうあるべきだと考え、新しい知識・情報・スキルを身につけるべく日々研鑽している。
○:クライエントに対する自分のスタンスどおりであると自信をもってそういえる。
△:常にそうあるべきだと考え、クライエントに対応しているつもりだが、自信がない。
×:常にそうあるべきだと考えているが、自分のやり方を優先している。
設問1.クライエントの話を積極的に聴くことにより、クライエントの考えていること、思い、悩み、相談の内容を、読み取り理解している。
設問2.求人側が求職者に何を求めて求人しているかを的確につかみ、求人側の要求を満足する形での履歴書・職務経歴書を作成するために、適切な履歴書・職務経歴書の組み立てを指導している。
設問3.面接担当官の経験が豊富、あるいは多くの転職歴から自身が面接を受けた経験が豊富なことから、面接の「いろは」を熟知しており、採用面接についての適切な指導をしている。
設問4.パソコンに精通しており、パソコンを駆使して情報の整理を行うことにより、必要な都度、タイムリーに情報を引き出しクライエントに提供している。
設問5.クライエントの行動に対してやらせっぱなしにしないで、たてた計画を的確に実行したかどうか、実行している場合はその結果がどうであったか、実行しなかった場合はその理由が何であり、今後どうしたいいかを検証している。
設問6.話の内容から相手のニーズを先読みし的確につかむことによって、解決難解な交渉ごとであっても自己に有利になるように展開し、解決に結びつけている。
設問7.一般労働者派遣事業と特定労働者派遣事業の違いを、クライエントに分かりやすく説明している。(派遣法15・16条)
設問8.長時間のパソコン入力も苦にならず、集中力をもって対応し必ず見直しを自分に義務付けていることにより、パソコン入力ミスを少なくしている。
設問9.クライエントの動作、しぐさを注意深く観察することにより、クライエントの考えていること、思い、悩みを、読み取り理解している。
設問10.個々の企業のおかれている状況を把握し、企業がどのような人材を求めているかを認識しており、クライエントに対し的確な指導・助言をしている。
さて、どうでしょうか、どのくらい自信をもって回答することができたでしょうか。プロフェッショナルというレベルに到達するには高く険しい道を登らなければならないことが理解できたことでしょう。次号に続く。
附記「改正高齢者雇用安定法対応セミナー」について
2006年4月1日施行の「改正高齢者雇用安定法」に企業はどう対応すべきかについて「経営者向けセミナー」「人事担当者セミナー」と対応策の企画・立案を請け負う「社会保険労務士/経営コンサルタント向けセミナー」が、お蔭様で好評を博しています。詳しくは、下記にアクセスしてください。
経営者向けセミナーhttp://www.cb-tokyo.co.jp/kigyou.htm
社会保険労務士向けセミナー http://www.cb-tokyo.co.jp/syaroushi/index.htm
「売れるキャリア・コンサルタント/キャリア・カウンセラーのコンピテンシーテスト」は、あと14回ほど続きますが、折々で「改正高齢者雇用安定法対応セミナー」についてご紹介させていただきます。
回答基準は、次の四種類です。
◎:常にそうあるべきだと考え、新しい知識・情報・スキルを身につけるべく日々研鑽している。
○:クライエントに対する自分のスタンスどおりであると自信をもってそういえる。
△:常にそうあるべきだと考え、クライエントに対応しているつもりだが、自信がない。
×:常にそうあるべきだと考えているが、自分のやり方を優先している。
設問1.クライエントの話を積極的に聴くことにより、クライエントの考えていること、思い、悩み、相談の内容を、読み取り理解している。
設問2.求人側が求職者に何を求めて求人しているかを的確につかみ、求人側の要求を満足する形での履歴書・職務経歴書を作成するために、適切な履歴書・職務経歴書の組み立てを指導している。
設問3.面接担当官の経験が豊富、あるいは多くの転職歴から自身が面接を受けた経験が豊富なことから、面接の「いろは」を熟知しており、採用面接についての適切な指導をしている。
設問4.パソコンに精通しており、パソコンを駆使して情報の整理を行うことにより、必要な都度、タイムリーに情報を引き出しクライエントに提供している。
設問5.クライエントの行動に対してやらせっぱなしにしないで、たてた計画を的確に実行したかどうか、実行している場合はその結果がどうであったか、実行しなかった場合はその理由が何であり、今後どうしたいいかを検証している。
設問6.話の内容から相手のニーズを先読みし的確につかむことによって、解決難解な交渉ごとであっても自己に有利になるように展開し、解決に結びつけている。
設問7.一般労働者派遣事業と特定労働者派遣事業の違いを、クライエントに分かりやすく説明している。(派遣法15・16条)
設問8.長時間のパソコン入力も苦にならず、集中力をもって対応し必ず見直しを自分に義務付けていることにより、パソコン入力ミスを少なくしている。
設問9.クライエントの動作、しぐさを注意深く観察することにより、クライエントの考えていること、思い、悩みを、読み取り理解している。
設問10.個々の企業のおかれている状況を把握し、企業がどのような人材を求めているかを認識しており、クライエントに対し的確な指導・助言をしている。
さて、どうでしょうか、どのくらい自信をもって回答することができたでしょうか。プロフェッショナルというレベルに到達するには高く険しい道を登らなければならないことが理解できたことでしょう。次号に続く。
附記「改正高齢者雇用安定法対応セミナー」について
2006年4月1日施行の「改正高齢者雇用安定法」に企業はどう対応すべきかについて「経営者向けセミナー」「人事担当者セミナー」と対応策の企画・立案を請け負う「社会保険労務士/経営コンサルタント向けセミナー」が、お蔭様で好評を博しています。詳しくは、下記にアクセスしてください。
経営者向けセミナーhttp://www.cb-tokyo.co.jp/kigyou.htm
社会保険労務士向けセミナー http://www.cb-tokyo.co.jp/syaroushi/index.htm
「売れるキャリア・コンサルタント/キャリア・カウンセラーのコンピテンシーテスト」は、あと14回ほど続きますが、折々で「改正高齢者雇用安定法対応セミナー」についてご紹介させていただきます。
白根 陸夫(しらね りくお)
プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/
エイジング・アドバイザー®
認定エグゼクティブ・コーチ
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