第343号 「キャリア・コンサルタント」プロフェッショナルへの途(連載・その18)

人材ビジネスで成功するヒント

第343号 「キャリア・コンサルタント」プロフェッショナルへの途(連載・その18)

白根陸夫のブログの読者の皆さま今日は、白根陸夫です。
今日はテーマを変えました。お読みください。
新規事業である「職業紹介事業部」が昨年10月スタートしました。
事業の詳細は、HP http://careerbrain.net/ をご覧ください。
さて、「職業紹介事業部」の機能である人材紹介やあっ旋は、「人材コンサルタント」の仕事です。PCC(プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー養成講座)、PSC(プロフェッショナル人材コーディネーター養成講座)、ECO(認定エグゼクティブ・コーチ養成講座)卒業生には人気の高い職業です。しかし、実際にどんなことを考えながら日々仕事をしているかについて、業界経験者でない人にはなかなか想像がつかないと思います。そこで、今週から人材コンサルタントのコラムという題で、活躍の様子を伝えてまいります。現在この事業には、三名の人材コンサルタントが従事しています(いずれもPCC又はECO卒業生です)。ご愛読よろしくお願いします。
【人材コンサルタントのコラム<第一信>熟年のとき】
荒 隆文コンサルタント(職業紹介事業部長・満68歳)
世界保健機関(WHO)がまとめた2008年版世界保健統計によれば、06年
時点で日本人の平均寿命は男女平均83歳で世界一。女性が86歳で単独首位、
男性が79歳で2位。平均寿命は確実に伸長の一途をたどり、日本は未曾有の
長寿社会を迎えている。このことは、長い一生特に定年後の熟年をどう生きるか
という深刻な課題を我々に突きつけている。
我々は老いという絶対的な条件から逃れられない。だとしたら、最期の時が
来るまで、我々が持っているたくさんの時間に対して、どう向き合っていくか
が問われることになる。長寿社会では、60歳は二度目の成人式とも考えられ、
ほんとうの大人としての人生は60歳から始まると考えるべきではないか。
同じ一年、一ヶ月、一日の時間でも、若い時に過ごすものと熟年に達してからの
それとでは、大きな違いがあると思う。熟年として迎える時間について、
問われているのは質の問題であろう。熟年は目の詰まった密度の高い歳月で
ありたいと考える。熟年になって、やっと物事がわかるようになってきたと感じる。
熟年はやりたい大きな仕事を抱えて、それを成し遂げる充実した時期と考えている。
ここでいう仕事とは広い意味のものであり、勤め先の有無などは関係ない。そして
いつまで仕事を続けるかは、まさしく自分の意志で決めることである。【次号に続く】



白根 陸夫白根 陸夫(しらね りくお)
プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/
エイジング・アドバイザー®
認定エグゼクティブ・コーチ

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