第354号 「キャリア・コンサルタント」プロフェッショナルへの途(連載・その29)

人材ビジネスで成功するヒント

第354号 「キャリア・コンサルタント」プロフェッショナルへの途(連載・その29)

白根陸夫のブログの読者の皆さま今日は、白根陸夫です。今日はテーマを変えました。お読みください。新規事業である「職業紹介事業部」が昨年10月スタートしました。事業の詳細は、HP http://careerbrain.net/をご覧ください。
さて、「職業紹介事業部」の機能である人材紹介やあっ旋は、「人材コンサルタント」の仕事です。PCC(プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー養成講座)、PSC(プロフェッショナル人材コーディネーター養成講座)、ECO(認定エグゼクティブ・コーチ養成講座)卒業生には人気の高い職業です。
しかし、実際にどんなことを考えながら日々仕事をしているかについて、業界経験者でない人にはなかなか想像がつかないと思います。
そこで、第343号から人材コンサルタントのコラムという題で、都度、活躍の様子を伝えてまいります。現在この事業には、三名の人材コンサルタントが従事しています(いずれもPCC又はECO卒業生です)。ご愛読よろしくお願いします。
【人材コンサルタントのコラム<第7信>熟年宣言】
荒 隆文コンサルタント(職業紹介事業部長・満68歳)
先週6月21日(土)にアルカディア市ヶ谷私学会館にて、私が事務局長を務める「セカンドライフの会」創立30周年記念祝賀会が盛大に催されました。私はこの会の趣旨に賛同し入会して14年になります。「セカンドライフの会」の「綱領」は五つ、
すなわち、
(一)いつまでも活力を失わないように知識の吸収と体力づくりに努めよう。
(一)自立自助の精神を養おう。
(一)お互いに励ましあってよりよい社会環境をつくろう。
(一)美しく実りある熟年時代を創造しよう。
(一)熟年社会の建設を目指して絶えず前進しよう。
練りに練ったひとつひとつの言葉が熟年の心に響きます。熟年とは60歳〜75歳ぐらいまでの円熟した年頃の意味で、この会の創始者がこの言葉を用い始めました。
6月19日に公表された昨年1年間の自殺者の人数は33,093人で、10年連続で3万人を超えています。更に年齢別では、60歳以上の高齢者が全体の三分の一を超える12,107人と過去最多になっており、職業別では、無職が全体の半数以上に上る18,900人です。自殺者がこのように多いことに心が痛みます。自殺防止の対策は喫緊の課題でありましょう。
人生には数々の人との出会いや著書との出会いがあり、私はそれぞれの機会に得られた人間関係、経験、考え方や生き方を参考にさせてもらい、学ばせてもらいかつ大切にしてきました。その一つが「セカンドライフの会」の仲間です。
文字通り人間は人の間に生きる存在であり、孤独では生きてゆけません。
仲間とのふれあいの中で励ましたり、励まされたり、喜びを分かち合える仲間がいることが大切であると思います。
そこにこそ「セカンドライフの会」の存在意義があると考えています。30周年を契機に、「元気で働けるうちは働く」をモットーに、世のため人のために一層の奮励努力を誓った一日でした。 【次号に続く】



白根 陸夫白根 陸夫(しらね りくお)
プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/
エイジング・アドバイザー®
認定エグゼクティブ・コーチ

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