第347号 「キャリア・コンサルタント」プロフェッショナルへの途(連載・その22)

人材ビジネスで成功するヒント

第347号 「キャリア・コンサルタント」プロフェッショナルへの途(連載・その22)

白根陸夫のブログの読者の皆さま今日は、白根陸夫です。今日はテーマを変えました。お読みください。新規事業である「職業紹介事業部」が昨年10月スタートしました。
事業の詳細は、HP http://careerbrain.net/ をご覧ください。
さて、「職業紹介事業部」の機能である人材紹介やあっ旋は、「人材コンサルタント」の仕事です。PCC(プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー養成講座)、PSC(プロフェッショナル人材コーディネーター養成講座)、ECO(認定エグゼクティブ・コーチ養成講座)卒業生には人気の高い職業です。
しかし、実際にどんなことを考えながら日々仕事をしているかについて、業界経験者でない人にはなかなか想像がつかないと思います。そこで、第343号から人材コンサルタントのコラムという題で、都度、活躍の様子を伝えてまいります。現在この事業には、三名の人材コンサルタントが従事しています(いずれもPCC又はECO卒業生です)。
ご愛読よろしくお願いします。
【人材コンサルタントのコラム<第二信>未来は変えることができる】
大川祐弘コンサルタント(職業紹介事業部長・満72歳)
良い人材と求人を求める生活を始めて6年目になります。面談者も500人に近づき、毎日出来る限りアンテナを高く張って仕事をしております。新しい人材は、知人の紹介とか、インターネットで当社の名前を知ってコンタクトしてくれる人様々です。その中で、強いて言えば、初対面で面談をして登録を済ませると今日1日仕事をしたという気持ちになります。最近会う方方は、既にある程度就職活動を2〜3ヶ月行ってあまり進展がなく、これから心機一転してやりたいと心に決めて来られた方が多いように見受けます。自分のキャリアの棚卸しをどの程度行っているが大変重要です。成功される方は、すでに客観的に分析してあまり迷いがありません。しかし職務経歴書を作成して、初めて自分は何を是までやってきたのか疑念を持つ方もおります。ある人は愕然とする場合もあります。この場合は、現在の自分を肯定して、再出発することになります。過去は変えられませんが,未来は変えることが出来ます。履歴書・職務経歴書の中をつぶさに見ると時間的に矛盾している場合があります。転職の間が空いている場合は、理由を明記された方がよいです。時には長男の場合、他人に頼めない両親の介護があります。求人の内容によっては、人材の発掘がどうしても必要になります。応募条件が10〜20位列挙されて,一見とても歯が立たないように見えます。しかしよく中身を見るとどのような会社でどのような経験を積んだ方は、必ず良い線に行くと作戦を立てて、人材を探します。シニアマネージャークラス以上の方は、通常転職して別の業界で活躍されている場合もありますが、是はという人材をスカウトします。うまく説得して面接4〜5回を3ヶ月くらい受けて貰い、一歩一歩と階段を上って、内定にこぎつけると至福の時が来ます。それで仕事が辞められなくなります。 【次号に続く】


白根 陸夫白根 陸夫(しらね りくお)
プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/
エイジング・アドバイザー®
認定エグゼクティブ・コーチ

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