第341号 「キャリア・コンサルタント」プロフェッショナルへの途(連載・その16)

人材ビジネスで成功するヒント

第341号 「キャリア・コンサルタント」プロフェッショナルへの途(連載・その16)

「プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー(R)」有資格者白根陸夫の独立開業者として13年に渡る現場体験から、「このように考え、このように行動すればキャリア・コンサルタントとして食っていける」、すなわち「キャリア・コンサルタント」プロフェッショナルへの途を伝授します。
【第一章「キャリア・コンサルタント」を求めるマーケット/その2.再就職支援サービスの4】
「再就職支援サービス」はどんなプロセスで行われるかを説明します(その2)。
16ステップの構成を理解していただきましたが、ステップのおのおのの目的(ステップオブジェクト)は以下の通りです。
ステップ1.インテーク面接
ステップオブジェクト:カウンセラーの使命とクライアントの義務を確認し両者の信頼関係を築く。
ステップ2.セカンドキャリアとキャリアビジョン
ステップオブジェクト:「組織依存型」から「自立型」人間へとクライアントの意識改革を図り自己研鑽の必要性を認識させる。
求職活動に立ち向かう強い意志と精神を養う。
ステップ3.再就職に伴う生活設計
ステップオブジェクト:求職活動中の保障するための知識を伝授しクライアントの経済的不安を取り除く。
ステップ4.ビジネス能力診断
ステップオブジェクト:クライアントにビジネスパーソンとしての能力と適職を客観的かつ正確に認識させるとともに、セールスポイントとなる長所を見出す。
ステップ5.自己能力・経験棚卸
ステップオブジェクト:職務経験を具体的に詳細に洗い出させアピールできる業績を相互で確認する。また、体験談を通してスキル、態度等の過不足を自己分析させ啓発する。
ステップ6.人脈棚卸
ステップオブジェクト:人脈を整理させ潜在する求職活動のチャンスと人脈拡大の必要性を認識させる。
ステップ7.自己開発計画策定
ステップオブジェクト:自己能力を再度整理させることにより求職活動に向けての目標と計画を主体的に立案、実行する積極性を持たせる。
ステップ8.天職探索作業
ステップオブジェクト:クライアントの適職を具体かさせ、求職活動のターゲットをできる限り絞り込む。【次号に続く】


白根 陸夫白根 陸夫(しらね りくお)
プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/
エイジング・アドバイザー®
認定エグゼクティブ・コーチ

講師プロフィールを見る

« 第340号 「キャリア・コンサルタント」プロフェッショナルへの途(連載・その15) | どこも教えない転職活動のヒントのトップへ | 第342号 「キャリア・コンサルタント」プロフェッショナルへの途(連載・その17) »

トラックバック

http://careerbrain.net/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/860

カレンダー
2008年06月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
最近のエントリー
最近のコメント
最近のトラックバック