第359号 「キャリア・コンサルタント」プロフェッショナルへの途(連載・その34)

人材ビジネスで成功するヒント

第359号 「キャリア・コンサルタント」プロフェッショナルへの途(連載・その34)

白根陸夫のブログの読者の皆さま今日は、白根陸夫です。今日はテーマを変えました。「人材コンサルタントのコラム」です。新規事業である「職業紹介事業部」が昨年10月スタートしました。事業の詳細は、HP http://careerbrain.net/ をご覧ください。さて、「職業紹介事業部」の機能である人材紹介やあっ旋は、「人材コンサルタント」の仕事です。PCC(プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー養成講座)、PSC(プロフェッショナル人材コーディネーター養成講座)、ECO(認定エグゼクティブ・コーチ養成講座)卒業生には人気の高い職業です。しかし、実際にどんなことを考えながら日々仕事をしているかについて、業界経験者でない人にはなかなか想像がつかないと思います。そこで、第343号から人材コンサルタントのコラムという題で、都度、活躍の様子を伝えてまいります。現在この事業には、四名の人材コンサルタントが従事しています(いずれもPCC又はECO卒業生です)。ご愛読よろしくお願いします。
【人材コンサルタントのコラム<第12信>得意分野を持つ強み/活かすコツ】
大川祐弘コンサルタント(職業紹介事業部長・満72歳)
両親の看病の為、30台後半で、金融・法人営業をやっておられた方が、やむを得ず会社を退職しました。看病の結果、幸いに両親とも1年位で快方に向かい、本人は、看病から解放され、やっと社会に復帰することになりました。私が連絡を取ったとき、生活の為近くのコンビニを二つ掛け持ってアルバイトをされていました。
当時、外資であまり仕事のブランクを重要視しない会社がありました。融資会社で法人営業に経験を持つ融資事務経験者の応募があり、うまく就職できました。金融で融資関係の仕事をされていると、就職活動は比較的にスムースに行くようです。
夏でした。都心のホテルでパーティーに招かれ、外資金融のマネージャーと知り合いになりました。50代前半で、法人営業、貿易関係業務が長くて英語も堪能な方でした。
当時外資では、様々な業務が、アウトソーシングの波が吹き荒れて、労働力が比較的安価な東南アジア等に事務部門を移管している最中でした。その会社も例外ではなく、その渦中にありました。
半年後に連絡を取りましたら、担当していた事務部門の移管が進み、殆ど仕事がない状態でした。私も色々と金融関係の求人を探しましたが、残念ながら、ぴったりしたものは探せず1年くらい経過しました。
それから風の噂では、大手の金融の契約社員で働いていられるようです。
ある分野で通暁していれば、新しい就職先は有利に探せる一例です。 【次号に続く】


白根 陸夫白根 陸夫(しらね りくお)
プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/
エイジング・アドバイザー®
認定エグゼクティブ・コーチ

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