第364号 「キャリア・コンサルタント」プロフェッショナルへの途(連載・その39)

人材ビジネスで成功するヒント

第364号 「キャリア・コンサルタント」プロフェッショナルへの途(連載・その39)

白根陸夫のブログの読者の皆さま今日は、白根陸夫です。今日はテーマを変えました。「人材コンサルタントのコラム」です。新規事業である「職業紹介事業部」が昨年10月スタートしました。事業の詳細は、HP http://careerbrain.net/ をご覧ください。さて、「職業紹介事業部」の機能である人材紹介やあっ旋は、「人材コンサルタント」の仕事です。PCC(プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー養成講座)、PSC(プロフェッショナル人材コーディネーター養成講座)、ECO(認定エグゼクティブ・コーチ養成講座)卒業生には人気の高い職業です。しかし、実際にどんなことを考えながら日々仕事をしているかについて、業界経験者でない人にはなかなか想像がつかないと思います。そこで、第343号から人材コンサルタントのコラムという題で、都度、活躍の様子を伝えてまいります。現在この事業には、四名の人材コンサルタントが従事しています(いずれもPCC又はECO卒業生です)。ご愛読よろしくお願いします。
【人材コンサルタントのコラム<第17信>健康寿命と平均寿命】
荒 隆文コンサルタント(職業紹介事業部長・満68歳)
今年4月に私ども夫婦は引っ越しました。未だその案内をしていなかったこともあり、先日暑中見舞い状を知人・友人に出しました。「荒君、元気かい。○○(会社名)の□□だ。暑中見舞い有難うな」と威勢のいい元気な声で電話が掛かってきました。かつてお世話になった会社の社長・会長・顧問を歴任して、会社から離れようとしない大先輩からです。「96歳になったよ」の張りのある声にまたビックリ。留学した娘はどうしているかとの問いかけに、その記憶力のよさにも驚かされました。駐在していたオーストラリアにご夫妻で遊びに来られたときのことを懐かしく思い出しながら、わざわざお礼の電話を掛けてきてくださったことに、頭が下がりました。この□□さんのいつまでも元気な秘訣は何なのだろうかと考えさせられました。一般論として思うに、生きる意欲が強いこと、旺盛な好奇心、ストレスを溜め込まないで発散する術を持っていること、そして自分の役割を心得ていて、常に自己研鑽を怠らないことなどでしょうか。私たちは日常生活の中で、知らず知らずのうちにストレス、不健康な食生活、運動不足、喫煙、飲酒など生活習慣病のリスクにさらされています。また認知症の不安もあります。高齢者にとって、最も大きな不安の一つは健康問題だと思います。健康寿命は男性72歳、女性78歳ですが、一方平均寿命は男性79歳、女性86歳でいずれも7−8歳の差があります。これは最後の7、8年間は健康とはいえない状態で過ごすことを意味しています。従って、健康第一と常日頃病気にならないよう細心の注意を払って自己管理を行い、健康寿命を延ばすよう努めること、また病気になれば一病息災といわれるように、病気とうまく付き合い、自らの健康は自らが守ることを基本として、やってゆくしかないと考えます。言うまでもなく、健康それ自体は目的ではなく、自分がやりたいこと、生きがいを達成するための条件として、健康保持が必要ということです。何よりも大切なことは、自分の生きる目標を定めてそれに向って日々精進することと思います。私たち高齢者は高齢社会の担い手の一員として、その培った能力や経験を発揮し、活かすことに努めてゆきたいものです。 【次号に続く】



白根 陸夫白根 陸夫(しらね りくお)
プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/
エイジング・アドバイザー®
認定エグゼクティブ・コーチ

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