第363号 「キャリア・コンサルタント」プロフェッショナルへの途(連載・その38)

人材ビジネスで成功するヒント

第363号 「キャリア・コンサルタント」プロフェッショナルへの途(連載・その38)

白根陸夫のブログの読者の皆さま今日は、白根陸夫です。今日はテーマを変えました。「人材コンサルタントのコラム」です。新規事業である「職業紹介事業部」が昨年10月スタートしました。事業の詳細は、HP http://careerbrain.net/ をご覧ください。さて、「職業紹介事業部」の機能である人材紹介やあっ旋は、「人材コンサルタント」の仕事です。PCC(プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー養成講座)、PSC(プロフェッショナル人材コーディネーター養成講座)、ECO(認定エグゼクティブ・コーチ養成講座)卒業生には人気の高い職業です。
しかし、実際にどんなことを考えながら日々仕事をしているかについて、業界経験者でない人にはなかなか想像がつかないと思います。そこで、第343号から人材コンサルタントのコラムという題で、都度、活躍の様子を伝えてまいります。現在この事業には、四名の人材コンサルタントが従事しています(いずれもPCC又はECO卒業生です)。ご愛読よろしくお願いします。
【人材コンサルタントのコラム<第16信>一流コンサルタントの年収】
大川祐弘コンサルタント(職業紹介事業部長・満72歳)
人材紹介業で経営が成功している会社は、通常数名の優秀なコンサルタントを擁しています。業種別に担当している場合が多く、プレーヤー(コンサルタントのこと)の取り分は35〜50%です。個人別に、過去1〜2年分の獲得した紹介手数料を参考にして決定されます。日経の日曜日の求人欄を見ますと数十の業種が並んでいます。順不同であげますと、不動産、監査法人、法律、コンプライアンス、経理、財務、人事、総務、証券、営業、翻訳、通訳、資産運用、経営企画、税理士、公認会計士、経営コンサルタント、商社、病院長、事務局長、保険、銀行、外資金融、ベンチャー、IT,エンジニア、ITコンサルタント、管理部長、医療、半導体、SE,各種メーカー、アパレル等です。
即戦力が求められ、紹介手数料を25〜50%支払っても採算が合う業界です。仮にコンサルタントの取り分を35%とします。月間250万円、年間3,000万円稼ぎますと、年収1,000万円となり、業界では1,000万円プレーヤーとして、尊敬の目で見られます。
その業界について、どのような人がどこで働いているか、流動性はどうか、新規に参入してくる人はどこにいるか等を把握しています。コンサルタントは、数少ない転職回数が多いほど有利になるといわれています。多くの業界を知っていれば、色々な情報がつながり、良い求人、求職者にめぐり合える機会が増えます。 【次号につづく】


白根 陸夫白根 陸夫(しらね りくお)
プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/
エイジング・アドバイザー®
認定エグゼクティブ・コーチ

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