第199号 プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー(R)の独立開業を考える(14)

人材ビジネスで成功するヒント

第199号 プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー(R)の独立開業を考える(14)

■「人材コーディネーター」からスタートして人材派遣業で独立開業するには!

「独立開業以来12年、ただいま盛業中の白根陸夫ならこうする!」という考えを公開します。

「プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー養成講座」から大勢の卒業生が巣立っていきます。志を抱いて受講し、これが大志となって実践の現場に出て行かれます。

以前にも増して独立開業を目指す卒業生が目立ちます。

人材派遣業を考えた場合、利益を確実に確保するノウハウは「人材コーディネーターの機能」にあります。

すなわち、「稼げる人材コーディネーター」にならねばならないのです。

前号に続き、人材コーディネーターとして修得すべき16ステップの詳細とキャリア・カウンセリングとコーチングが各々のステップにどのようにかかわっているかを解説します。

ステップ2:人材派遣会社経営の仕組み(つづき)

「プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー(R)」の具体的な仕事を白根陸夫は以下のように定義します。

「具体的には、学生の就職における進路相談や組織内外における、例えば管理職や専門職かの選択、適材適所の配置、出向・転籍・早期退職・独立・転職といった進路選択上の支援(悩みの解決)並びに失業及び新たな仕事を探している人々の再就職実現等を実践的な方法論・ツールを用い、情報提供・コンサルティング・コーチングをしながら、前向きに支援していく仕事である」と定義します。

これこそ、白根陸夫が「プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー(R)」を商標登録した所以であります。

キャリア形成は川の流れにたとえることができます。学校卒業し、始めての就職時が川上、組織におけるキャリア形成時が川中、組織を退職して転職・再就職活動時が川下です。

川上→川中→川下と個人のキャリア形成のすべてに渡って助言・アドバイスできる能力を有するキャリア・カウンセラー以外はプロとはいえません。

派遣スタッフは短期間の雇用契約を頻繁に繰り返して就業している人たちです。

職務上、派遣スタッフのキャリア形成に否応なく関わる人材コーディネーターの仕事はまさしく「プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー(R)」の仕事そのものであるといえます。

次号に続く。 白根陸夫記



白根 陸夫白根 陸夫(しらね りくお)
プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/
エイジング・アドバイザー®
認定エグゼクティブ・コーチ

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