第202号 プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー(R)の独立開業を考える(17)

人材ビジネスで成功するヒント

第202号 プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー(R)の独立開業を考える(17)

■「人材コーディネーター」からスタートして人材派遣業で独立開業するには!

「独立開業以来12年、ただいま盛業中の白根陸夫ならこうする!」という考えを公開します。

「プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー養成講座」から大勢の卒業生が巣立っていきます。志を抱いて受講し、これが大志となって実践の現場に出て行かれます。

以前にも増して独立開業を目指す卒業生が目立ちます。

人材派遣業を考えた場合、利益を確実に確保するノウハウは「人材コーディネーターの機能」にあります。すなわち、「稼げる人材コーディネーター」にならねばならないのです。

前号に続き、人材コーディネーターとして修得すべき16ステップの詳細とキャリア・カウンセリングとコーチングが各々のステップにどのようにかかわっているかを解説します。

ステップ3:人材コーディネーターのコンピテンシー

コンピテンシーとは、高業績者の行動特性です。

人材コーディネーターのコンピテンシーは、二つの面から自己評価することによって評価します。

まず、ビジネスパーソンとしての基礎コンピテンシーです。

基礎コンピテンシーは、
?@ストレス耐性、
?A行動思考、
?B自己革新、
?C目標達成への執着、
?D協調性(チーム精神の発揮)、
?E政治力、
?F専門知識・確信技術の習得、
?G安定運用の8つです。

設問に対して、
●まさに当てはまる(5点)、
●どちらかといえば当てはまる(3点)、
●どちらかといえば当てはまらない(1点)、
●まったく当てはまらない(0点)
で評価します。

?@ストレス耐性の設問として、
□断られても落ち込まずすばやく立ち直る。
□緊張を要する仕事でも平気である。
この二問の満点は10点となります。

?A行動思考の設問として、
□まず実行しやりながらベストなものに近づける。
□好機を見逃さない。
この二問の満点は10点となります(以下同じです)。

?B自己革新の設問として、
□自己の足りない部分や知識・技能を自ら積極的に取り入れている。
□世の中の動向をつかむために専門誌・業界紙を常に複数読んでいる。

?C目標達成への執着として、
□最後の1分1秒まで目標達成を諦めずに打てる手はすべて打つ。
□徹夜もいとわない仕事ぶりをする。

次号に続く。 白根陸夫


白根 陸夫白根 陸夫(しらね りくお)
プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/
エイジング・アドバイザー®
認定エグゼクティブ・コーチ

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