第205号 プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー(R)の独立開業を考える(20)

人材ビジネスで成功するヒント

第205号 プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー(R)の独立開業を考える(20)

■「人材コーディネーター」からスタートして人材派遣業で独立開業するには!

「独立開業以来12年、ただいま盛業中の白根陸夫ならこうする!」という考えを公開します。

「プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー養成講座」から大勢の卒業生が巣立っていきます。志を抱いて受講し、これが大志となって実践の現場に出て行かれます。

以前にも増して独立開業を目指す卒業生が目立ちます。

人材派遣業を考えた場合、利益を確実に確保するノウハウは「人材コーディネーターの機能」にあります。すなわち、「稼げる人材コーディネーター」にならねばならないのです。

前号に続き、人材コーディネーターとして修得すべき16ステップの詳細とキャリア・カウンセリングとコーチングが各々のステップにどのようにかかわっているかを解説します。

ステップ4:派遣スタッフのキャリア形成支援(つづき)

人材コーディネーターは、登録時に登録スタッフのキャリア・ビジョン(天職)をしっかりと把握し、或いは不明確であれば明確に自覚させることが必要です。

キャリア・ビジョンの実現は、これから就く仕事ではありません。天職に就きたい年齢をいまから予想し、そのために必要な能力開発を今からスタートさせる。能力開発の場として、これから就く仕事の種類を決めていこうというのが、人材コーディネーターの助言すべきことになります。

職業適性検査を行うこともキャリア・ビジョンを考える場合に有効です。人材コーディネーターは、適性検査の種類と特徴を理解しておき、登録スタッフに最適の検査を提示して、受検するよう勧める配慮が必要です。
これこそがキャリア・カウンセリングです。

さて、職務遂行能力は仕事を遂行する過程で修得することが出来ます。将来の就きたい仕事(キャリア・ビジョン)と関連のない仕事に就いた場合は、その期間はムダになってしまいます。収入はありますが、意にそぐわない仕事に就いて元気一杯、溌剌として仕事に全力投球できるでしょうか?このような時は命じられた仕事を黙々とやるだけ、やがて飽きてしまって辞めてしまうでしょう。

しかし、仕事というものの処理の仕方はどんな仕事でも基本は同じです。飽きてしまう前に、どんな仕事でも基本は同じ、今の仕事が将来のキャリア・ビジョン実現に役立つという人材コーディネーターからの適切な助言が派遣スタッフにあれば、その派遣スタッフは新たな気持ちで今の仕事に取り組み直すことになります。
これこそ、キャリア・コーチングです。

人材コーディネーターが、キャリア・カウンセリング・スキルを、或いはコーチング・スキルをいつ活用するか、それは毎日の仕事においてつねに求められていることなのです。

次号に続く。 白根陸夫

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白根 陸夫白根 陸夫(しらね りくお)
プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/
エイジング・アドバイザー®
認定エグゼクティブ・コーチ

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