第73号 「キャリア・カウンセリング」から「キャリア・コーチング」の時代へ(その2)

人材ビジネスで成功するヒント

第73号 「キャリア・カウンセリング」から「キャリア・コーチング」の時代へ(その2)

「キャリア・コーチング」実践者の現場からの声です。

大学のキャリアセンターで働く私にとって、コーチングスキルは「成り行き任せ(とにかく就職したいがどこを受ければよいか分からない)」、「思い込み(1つの会社以外にはまったく興味が無い)」といったタイプの学生を指導するときに役立っています。

どちらのタイプにもまず「やってみたいこと」「できること」をじっくり考えてもらいます。その意向を承認し、順序立てて質問していくと、学生は自ら答えを出していきます。結果、自分で就職活動先のリストを作成し、エントリーシートに前向きに取り組んでいます。

今後も進路に迷う学生を1人でも多く支援できるよう、更に研鑚を積み、学生にもコーチングスキルを伝授できるようなキャリア・カウンセラーを目指します。

参照記事:「キャリア・コーチ」の高い実践性について理解していただくために、併せて、第72号(キャリア・カウンセリングからキャリア・コーチングの時代へ:その1)をお読みください。

「コーチング」の早期修得を望んでいらっしゃるみなさん、いま少し待ちください。キャリア・ブレーンの「コーチ養成講座」の詳細を2月中旬、専用HPで公開します。

■上記の、「順序立てて質問していくと、学生は自ら答えを出していきます」のところに、「キャリア・コーチ」独特のノウハウをうかい知ることができます(白根陸夫)。




白根 陸夫白根 陸夫(しらね りくお)
プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/
エイジング・アドバイザー®
認定エグゼクティブ・コーチ

講師プロフィールを見る

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