第74号 「キャリア・カウンセリング」から「キャリア・コーチング」の時代へ(その3)

人材ビジネスで成功するヒント

第74号 「キャリア・カウンセリング」から「キャリア・コーチング」の時代へ(その3)

「キャリア・コーチング」実践者の現場からの声(その2)です。

カウンセラーはクライエントに最良の道を模索してもらうことが肝心と考えています。しかし、クライエントによっては、こだわりを捨てきれずに最良の道を受け入れるどころか、考えることさえ拒否する方も少なくはありません。このような状態では、カウンセリングに時間を要し、クライエントの満足感も得られません。
コーチングの手法を修得して以降、目指すべき目標を明確にし、クライエント自身に何をすべきかを問いかけ、考えてもらうことで、クライエント自身の気づきが生み出せることが分かりました。
「何をすべきかを問いかけ、考えてもらうこと」このプロセスにコーチングの手法をフル活用しています。
プロのカウンセリングは時間契約が一般的です。クライエント一人当たりのカウンセリング時間が決まっています。一方、クライエント側にも「いつまでに何かをしなけれならない」という時期的、時間的制約があります。
コーチング手法を修得する前に比べれば、クライエントの満足感は飛躍的に向上したと確信しています。
キャリア・カウンセリングの場で、カウンセリングとコーチングの両手法を使い分け、且つ融合させる現場でのノウハウを身につけたことによって、プロとしての自信が一段とつきました。「再出発を報告してくれるクライエントの笑顔が、カウンセラーの最高のご褒美と感じられるこの頃です。

参照記事:「キャリア・コーチ」の高い実践性について理解していただくために、併せて、第72号(キャリア・カウンセリングからキャリア・コーチングの時代へ:その1)をお読みください。

「コーチング」の早期修得を望んでいらっしゃるみなさん、いま少し待ちください。キャリア・ブレーンの「コーチ養成講座」の詳細を2月中旬、専用HPで公開します。

次号に続く。


白根 陸夫白根 陸夫(しらね りくお)
プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/
エイジング・アドバイザー®
認定エグゼクティブ・コーチ

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